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    没薬と乳香 ~ 三賢者の贈り物

     
    クリスマスから数えて4つ前の日曜から始まる待降説(アドベント)今年は29日から始まる。
    聖日(日曜)を迎えるたびに4本のキャンドルがひとつずつ点灯されてゆく。
    そうして主の降誕の日を迎える準備に入る。

    ・・・な~んてことを綴りながらも、のの様にお花をたむける方が主流なわたくしですが、
    近所の教会でアドベントにちなんでとあるイベントを開催します。(ま、このことはどうでもヨイ)

    クリスマス = イエスキリストのご生誕日を祝う聖日はキリスト教徒にとってはとても大切な日。
    そして裏話的には、、、
    本来冬至の日を超えてこれから日が長くなる、にあやかってジーザス誕生のセレブレーションにかこつけた、、というオハナシもある。
     
    アドベント間近とゆーことで、
    キリスト降誕のお祝にかけつけた三賢者から贈られたプレゼントの品について、
    アロマ関連でクリスマスセットみたいに頻繁に紹介されるミルラ(没薬)とフランキンセンス(乳香)
    (ええい、もうめんどだから略してミルフラと呼んでいる。)・・・についてちぃと綴ってみます。

    それぞれにシンボルチックな意味が込められている。
    黄金:偉大なる商人
    没薬:偉大なる医師
    乳香:偉大なる預言者
     
    このうち、黄金はまさしくゴージャスなゴールド。
    そして没薬、乳香はカンラン科の樹木から染み出た樹液が空気にさらされ固形化した樹脂の塊である。
     
     
        ↑ 左がミルラ、右がフランキンセンスの樹脂
     
     
    黄金はともかく、没薬も乳香も当時はことさら高価なものであっただろう。
    シンボル的な意味はどうであれ、
    痛みを忘れる作用のある没薬は生きてゆく上での様々な肉体的苦痛(死に至る過程を予見されて?)を癒すため~と選ばれた意味もある。
     
    没薬の強い防腐作用は古代エジプトでミイラづくりにもふんだんに使用された。
    *没薬=ミルラ→なまってミイラになった)
    乳香もまた、紀元前の古い時代から神聖なる薫香として、寺院や儀式の際には必ず焚かれていた。
    *乳香=フランキンセンス。フランス語で「フランク・エンツェンツ」(質の高い薫香)

    ともに漢方としても扱われているものだ。(漢方薬局でもこの季節になるとひじょーに問い合わせが多くなるそうで。)
    西方からシルクロードを経て渡り、10世紀のころには中国やインドのアーユルヴェーダ医学でも薬として扱われていた。
    そして当時日本にも頻繁に輸出されていたという。
    *ただし応用処方のレシピは多く残っていない。キリシタン迫害の時代にそれらの情報は消滅させざるを得なかったのだろう。
     
    キリスト誕生エピソードしかり、東洋漢方しかり、
    近年の外科医臨床応用でもこの2つの樹脂は諸症状の痛み止めとしてなぜかセットで使われることが多いそうなのです。
    このペアは強力な皮膚薬になる。
    ヒビワレ、アカギレはもちろんのこと、じゅくじゅく化膿してしまった傷に対して相当張り切って活躍してくれる。
    (・・・と経験したワケではないけど、アロマ界では常識みたいなネタになってるのよ)
     
    博士たちも高尚な意味をこめて、この2セットを赤子のイエスに贈られたのだろうが、
    現実面ではオムツカブレにも役立ったんじゃないかな、
    実際イエス様がお生まれになったのは羊飼いが野宿をする季節=夏! と記述されてるから、
    いっくら砂漠の乾燥した地域とはいえ、おむつの中はそれなりに蒸れちゃうだろうしね、
     

    ちなみに香りのイメージ。
    ☆乳香、、、って言っても決してミルクの甘い香りを想像してはいけない。(樹液が白くて乳っぽい、、から命名されたらしい)
    確かに深ーーい瞑想気分になれそうな、神聖な香りである。おごそかな森の中にかすかなレモン風味の、、、といった感。
    ちょっとスレてとらえてみると、“ニスを塗られた家具”みたいな感じ。(ちなみに個人的にはとても好き)
    ☆没薬、、、はっかのようなスースー感あり、かつスモーキィ、、てインパクト強い。
    アクが強いから主役になれない名脇役?、、、
     
    共に樹の香りは心を落ち着かせてくれる。静かで深い呼吸が出来るような。
    なので、しっとり静かな聖夜にはよろしくても
    クリスマスパーティなんぞで賑やかに演じる時には香らせてはNGなのだろうな。
     

    ~ 余談 ~
    写真のミルフラ樹脂たちはオーガニックエキスポヘルプの際に、
    アフリカブースのボスにおすそわけいただいたもの。
    「ボス~お願いがあるの~コレコレコーユーワケで樹脂の本物をみなさんに見せたいんだ」
    「・・・・・オーケイ。その代わりまた赤ワインをもってこいよ」
    ってなかわいいワイロ風やりとりがありました、とさ。
     

    ’09 Bio Fach Japanにて

    去る10月某日3日間、東京ビッグサイトで開催された「BIo Fach Japan」

    国内外のオーガニック・ナチュラル製品が一同に集まる展示会だ。
    *BioFach-”オーガニック専門”とゆー意味。
     
    夏のころ、添乗仲間のAちゃんから「バイトしない?」と声掛けられたのがきっかけで、
    とあるイタリアワインのブースでお手伝いしてきました。
     
    主に卸商品探しの業者さん向けの展示会だけど、
    今年はずいぶん一般のヒトの姿も多くなったと社長女史談。
    (中には高校生グループまでも←農業高校かなんかでしょうか)
    一般人にも関心の輪はどんどん広まっているご様子ですな。

    食品、コスメ、雑貨類といろいろなカテゴリーが一同揃って、しかもワールドワイド。
    うちのお隣はブラジル、並んで韓国、ちょっと歩くとメキシコ、~ えとせとらな国々の顔ぶれで、
    南米ややはり欧州からの参加が多かったようです。
    *ミニ各国めぐりには得意の超カタコト10カ国会話を大活用!
    日本勢は食品が多かったかな?(試食めぐりでおなかもプチ満足♪)
     

    社長のワイントークをオウムのように(笑)マネして繰り返していくうちにすっかり身に付きましてねぇ、

    イチオシでお勧めしていたスパークリングワインが「評判を噂で聞いて」、、、ってカウンターに来てくれる人もぼちぼちおられました。
     ↓ 後に〝伝説の16番”と呼ばれるようになった。(*今は売り切れ、、、)
    http://www.two-g.com/modules/shop/index.php?main_page=product_info&cPath=24&products_id=192
     

    ブースの混雑は波があり“暇なときは自由に見て周ってきてね、”との御達しありき。

    いちおう営業の身なので、ブース視察にはボトルを一本カカゲテク。
    ブースに並んだ商品のあれこれに質問投げかけて、情報集めもいそしみつつ、
    「どう?これうちのイタリアワイン、ひとくちいかが?」

    なじみになったブースには、あいさつ回りも兼ねて
    「ども~お疲れ様でーす、
     朝はすっきり白ワインでどーぞ、~ ランチのあとはしゃっきりスパークリングはいかが? ~ 夕方、あと一息ですねぇ、赤でがんばっちゃいましょー」

    端向かいのコーヒー展示ブースのシュワルツネッガー(仮名)にはブレイクタイム用カフェでお世話になった。
    そのうち向こうから「今日は何にする?カプチーノか?砂糖はいるか?」とオーダー取りに来てくれたりね、
     
     
     
    えへへ、
    営業の成果(本来の、からは少し外れた?)は最終日に顕著に現れた。
    各ブースから、たくさんの差し入れ~残ったサンプル、パックごと!箱ごと!
    生パスタに丸ごとチキン、ホールのバームクーヘン、石鹸・オイル・ローション、、その他モロモロ。
    もちろんスタッフ4人で山分けしたけど、それでもスーツケースがあってもいいくらいの量でした。
     
     
     
     
    ****【後日談】****

    試飲残りのワインで、てづくり石鹸をつくりました。(実は今マイブーム)
    素材にエキスポ土産でもらったもの眺めつつ~、エリカを思い出しつつ~、してたらひらめいた。
    「あ、イタリアじゃん!!」
     
     
     
    ・赤:赤ワイン・しかもゴーセイにバローロ!(+ローズヒップ抽出エキス)
    ・白:スパークリングワイン (+卵殻エキス、他)
    ・緑:マルベリー茶パウダー (+水酸化クロム)
     
    ・・・エリカに送ったら大受け。
     

    いつか彼女のワイナリーに行きとうぞ。
    http://www.perlagewines.com/  ← イタリア・ヴェネト「ペルラージェワイン」
     
    世界初、"完全無添加"ワイン